幸せというのは、感じることが出来るか否か。

こんにちは!

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やしぐまです。

 

今日は少しだけ暗いような話(笑)

 

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今、幸せですか?

 

そう聞かれたら、ドチャクソ高速で

鬼即答で

 

幸せです。

 

と、答えられる人

どのくらいいるでしょう?

 

私は、答えられます。

私は幸せです。物凄く。

 

私は、今自分が置かれている環境や

状況の全てに満足しているわけではないです。

それは殆どの人がそうだと思います。

欲ってありますもんね。

 

でも、幸せです。

 

子ぐまがいて、

子ぐまのパパである旦那さんがいて

私もいて、仲良く暮らせていることが

幸せで仕方ないです。

 

私は、人生のターニングポイントで

おそらく間違った選択ばかり

してきたと思います。

誇れるような話はほとんどないんです。

 

昔話をひとつ。

 

私は10代の頃出会った人と

長く付き合うことになります。

そして、遠距離を経て同棲。

地元を遠く離れ、その時には

家族や友人、そのときの仕事も

全て無にして身ひとつで、行ったんです。

北海道から京都へ。

 

決して家族や友人を捨てたわけでは

ありませんが、簡単に会える距離ではないですし

周りに知り合いは居ませんし

向き合うべき彼しか、頼れる人は

いなかったんです。

 

私は器用でした。

どんなことも、卒なくこなすことが出来たし

生活も不自由は特になかった。

 

でも、どうもすり減っていってたんです。

心が少しずつ。

私は幸せなんだ、と思い込むことで

なんとか保っていたような感じです。

 

もう幸せを感じることが

出来なくなっていた、という状態でした。

 

そんな時、職場で見かける程度の

(規模の大きい会社でしたので)

今の旦那さんと出会います。

タバコを吸うには、喫煙室に出向くのですが

そこにいつも居る人。

印象は特になく、ある日挨拶をするように

なりました。

 

ペコっと会釈をしていただけが、

 

「隣からやしぐまさんの声聞こえて

あー今日も頑張ってはるなって思ってました」

と、声をかけてもらえるようになり

 

「今度やしぐまさんの研修を僕らのチームで

受けたいんですけど、予定いけますか」

と、仕事を引き受けるようになり

 

業務用のケータイでやりとりをするようになり

仕事の合間に喫煙室で会うようになりました。

 

「お昼ご飯食べに行きませんか」

と誘われたときは、素直に喜びました。

 

誰かが、私の存在に気付いて

私との関わりを求めてくれている。

これが、どんなに幸せで

磨耗した心に響いたか

きっと旦那さんは知らなかったと思います。

 

それでも、彼の話をしたり

結婚したいんですーなどと幸せなふりを

していたと思います。

 

でも本当は限界でした。

その頃私は、婦人科系の疾患で

"子どもが出来にくい、

治療法はあるけれど

相手がいるなら

子作りをするのが一番いい"

と、言われていました。

1年以上、ホルモン治療で生理と排卵

コントロールをして

なんとか造影剤を入れなくても

排卵が確認出来たり出来なかったりを

繰り返していたところでした。

 

私は、子どもが欲しかったんです。

でも当時の彼とは望めませんでした。

交際期間が長くなるにつれて

「長すぎた春」とでもいうべきか

どうしても夜の営みは薄れていきました。

ましてや、彼は自分のやりたいことに

突き進んでいってしまったため、

 

私は、完全に

取り残されてしまいました。

 

毎日、家でお酒を飲んで

彼が寝静まった後泣きました。

 

 

どうしてここに居るのか

 

どうして一人で泣いているのか

 

どうして彼と一緒にいるのか

 

どうしてここに来たのか

 

完全に分からなくなったんです。

闇落ちですね(笑)

そうこうしているうちに、

会社を辞めることになりました。

 

その頃には

私と旦那さんはプライベートの連絡先を

知っていましたし、何度かランチに

行くくらいの仲にはなっていました。

 

会社を辞めることになった、という経緯を

旦那さんに連絡し

お世話になりました!と挨拶文を

送ったところ、仕事で私の家の近くに

来るからご飯でもどうですか?と

誘ってくれたんです。

 

もう、闇落ちしてますから

当時はとんでもない生活送ってました。

北海道から友人が来るから、と

外泊をしまくり

浮気旅行までしました。

まあ、最低ですよね。

 

旦那さんとも

すぐに会う約束をして

頻繁に会うようになりました。

 

泣いて帰りたくないと

困らせた日もありましたし、

旦那さんが私に好意を抱いていることにも

気付いていましたし

何より、彼との生活を終わらせたかった私は

逃げることにしました。

 

旦那さんと一緒に。

 

こう聞くと、私が旦那さんのこと

好きとかではなく、はけ口にしていただけのように

聞こえるかもしれませんが

違います。

 

私は、旦那さんのことが好きでした。

覚悟もしていました。

色々、難題があることを承知で

旦那さんを選んだんです。

 

長く連れ添った彼ではなく

私が一緒になりたいのは、旦那さんだと

直感で思ったというのが正しいでしょうか。

 

周りから見たら

頭おかしいですよ(笑)

 

あたおかw

 

でも、ひとつも間違ってなかったです。

程なくして妊娠がわかりました。

彼から逃げて数ヶ月後です。

 

私は、もういい大丈夫。

もし何かあっても、お腹の中の子と

生きていく。

もし旦那さんと結婚できなくても

別れてしまっても

この子がいればいいと思いました。

怖かったですよ。いろいろ。

でも妊娠できないかもしれないという

恐怖は一瞬で消えたんです。

 

残念な事に流産してしまいましたが

また子ぐまを妊娠することが出来ました。

私はこの時点で

完全な勝ちだったんです。

誰と争っての勝ち負けかというのは

分からないですけど

 

好きな人との子どもを

持つことが出来たこと。

 

これが私の今までの闇を

消し去りました。

 

旦那さんとは、妊娠後

しばらくしてから入籍をしたので

入籍から数ヶ月で子ぐまが生まれました。

いわゆる、デキ婚です。

 

旦那さんが私を見つけてくれなかったら

私はこんなに幸せになることは無かったし

こんなに大切な子ぐまと出会えることも

無かったと思うと、

旦那さんに感謝しかないです。

 

彼には申し訳ないことをしたなと

今でも思う時があります。

幸せになってくれていたらいいな、と。

 

でも、私は今どんなことにも

幸せを感じられるような

安定した精神状態です。

旦那さんのことを想って

子ぐまを一緒に育てて

地元に戻ってきて

親の近くにいて、友人もいます。

 

逆に旦那さんは

地元から遠く離れ、仕事と家の往復になり

もしかしたら疲れてしまっているかもしれません。

もし、聞いても

「やしぐまと子ぐまがいれば大丈夫」

答えるでしょう。

旦那さんは、そういう人です。

 

他所の人には辛辣すぎる旦那さんなんですが(笑)

私や子ぐま、私の家族や友人には

激甘なんです。

そこがまた、たまらなく好きです。

 

少し頑固で凝り固まった考えがあっても

私は旦那さんが外で恥をかかないよう正しますし、

旦那さんはちゃんと聞き入れてくれます。

 

私より7つ歳上ですから、

これってすごく難しいことだと思うんですよ。

それでも、ちゃんと私に向き合ってくれるのが

今の旦那さんです。

 

たまに、考えが浅くて

心配になることもありますけど(笑)

互いに補っていけたらいいなと。

 

そう思えることすらも

幸せだと感じます。

 

家族としての問題は、まだまだ山積みなんですが(笑)

それを置いておけばw

たぶん、理想通りの幸せ。

 

良かった、本当に。

今後も、寄りかかったり休憩したり

歩みを早めたり歩幅を合わせたりしながら

やっていけたらいいなと思います。

 

今の私を作るストーリーです。

いつか、当たり前だと思ってしまう日が来ても

忘れないでいたいと思っています。

 

やしぐまでした。

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